〜 Weekly Meditation〜


ウイークリー瞑想 「友、フレッドさん」 2004年6月28日(月)

 過日、以前住んでいた小さな町のガソリンスタンドでそのオーナーのフレッドさんにしばらくぶりで会いました。お互いに元気で守られていることを感謝しました。末娘の泉が無事に大学を卒業して社会人になることを喜んでくれました。日本から最初にその町に移り住んでちょうど15年になります。まだ6歳であった泉のこともよく覚えていてくれています。

 妻の従姉妹の紹介でその町に移り住みました。サクラメント、そしてサンフランシスコに流れ込んでいる川の上流の標高750メートルほどの分水嶺の上に、150年ほど前にゴールドラッシュで出来た町です。

 その分水嶺の上を走る道はタホ湖の下にまで延々と延びているのですが、何処にも通じていません。町には信号機もありません。ガソリンスタンドが二つあるだけです。フレッドさんはその一つのオーナーです。
東京から世界の果てにやってきた感じでした。

 皿洗いやペンキ塗りの仕事をしながら生活を初めました。ポンコツ車を乗り回していたのですがよくエンストを起こしました。そのたびにフレッドさんはいやな顔をしないで助けに来てくれました。修理費が払えなくてもいつでもいいからと言ってくれました。半年後に払ったこともあります。会話の度にイエスのことが出てきます。事故で呼び出されていって、怪我をしている人が助かるようにその場で祈ったことも話してくれました。天使が来てくれるような感じを受けました。

 その町には5年だけで今のところに住んで10年になりましが、3人の子どもたちがこの15年で成長していったことも家族のように喜んでくれました。また、私のミニストリーでプロミス・キーパーズで始まった男性集会を日本各地で続けてしていることを自分のことのように受け止めてくれました。小さな町のガソリンスタンドのオーナーですが、心は世界宣教に向いています。

 フレッドさんに暫くぶりでお会いしてこの15年の歩みを思い起こしています。彼のような人を神は送ってくださって支えられてきました。家を建てている時にブルドーザーを持ってきてくれた大工さん、棟上げをしてくれた友、デッキを作ってくれた教会の兄弟達、ミニストリーを始める時に自分の事務所を使わせてくれたビジネスマン、ミニストリーの展開のためにお宅を提供してくれたご夫妻、支援をしてくれる方々。

 パウロがロマ書の終わりで何人もの個人名をあげていますが、同じように尽きないほどです。そしてその箇所は、ロマ書の他の部分と同じように大切なのだと思います。その場その場で神は大切な人を備えられてくれます。そしてまた、自分もある人の必要のために備えられているのだろうと思います。多くの人に支えられ、また自分も少しでも誰かの支えになれば、それが生かされているしるしなのでしょう。

 その末娘の泉が7月終わりから仕事に就きます。その前に一緒に日本に行きます。泉にとっては15年ぶりの日本です。

 上沼昌雄記