■ザ・証し
全てを良き物に。 ある母子家庭を通して
彼女に最初に出会ったのは彼女が18歳のときだ。中学時代は番を張っていた暴走族。酒やタバコは勿論のこと、学校にもあまり行かず、すっかりグレてしまって親もほとほと困ってしまいどうしてよいかオロオロするばかり。
両親や教会の牧師などが心配して、環境を変えなければ、このまま行けばどうなることやらと、丁度美容専門学校を出たばかりだし、ある牧師の仲介によって、
アメリカに来る事になった。我が家に来たときは可愛いあどけない顔をしていて、刺青をしているなんて外からは全くわからない。「こんな子が番長をしてい
た!?」
近くの成人学校に行きだし英語を学びながら、こちらの落ちこぼれ達と一緒に特別のクラスで高校卒業のためのプログラムをとった。彼女はずいぶん頑張った。無事卒業に至った。
ところが卒業式に行ったら(我が家には1年いただけだった)なんとお腹が馬鹿でかくなっていた。
卒業後、相手の男性と結婚したが、彼は仕事もせず、親のすねかじり。相手の親からは、永住権ほしさに自分の子供をたぶらかしたのだろうと面と向かっ
て言われもした。自分の親からも歓迎されず、式には日本からわざわざ出向いて来てはくれたものの、母親は泣き崩れるばかり。新婚生活が始まったが、遊び人
の彼は早速ガールフレンドを作り家にも帰らない。夫の帰宅を待ち続ける生活に居たたまれず、子供と一緒に日本に帰った。
帰ってから離婚し、3つの仕事を持ちながら、子供を必死に育てた。そのうちに英語塾での仕事も見つかり、英語を生かしながら、今は自分で英語塾を開いて、生徒もだんだんと増え、立派に独立して生活している。
しかし彼女のバイタリティーはそこに留まらず、信仰はしっかりと持っていたので、ここ数年、月に一度飛行機で通わなければならない神学校で寝泊りし
ながら4日間集中講義を受け、その学校も、もうすぐ卒業。しかも今は地元の大学にもフルタイムで行き、将来は中学校の英語の先生になるのだと、資格取得に
必死に勉強している。
普段は塾の仕事をしながら大学に通い、神学校でも勉強する。彼女の夢は将来に向かって大きく膨らんでいる。相手の親はそんな彼女を見て、「自分たち
が間違っていた」と謝罪してくれたそうだ。今は暖かく彼女を迎え入れ、アメリカにくる費用(子供の分)も出してくれた。例え子供の父親はいなくても、まこ
との父、天の神様がいてくださる。全ての必要を満たし、力を与え、愛と恵みを豊かに注ぎ続けてくださる神様に従って行くとき、環境を整えてくださり、全て
を良き物に変えてくださる神様の業を見る事が出来るのだ。 主の聖名はほむべきかな!!
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」 聖書
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