第2回「賛美と証し日本伝道旅行」
安藤秀世 2002.10.30

主の聖名を賛美します。

5月に引き続き、主の恵みと導きにより、第2回日本「賛美と証し」伝道旅行へと導いてくださいました。

 9月13日より10月7日までの間に13回、礼拝、伝道集会、祈祷会、婦人会、そして家庭集会で奉仕させていただき、かえって励ましと元気を頂きました。しかし、日本は経済が不況で、国民は元気がありません。 それに加えて、連日北朝鮮の拉致事件の報道で不信感と、絶望感で打ちひしがれている部分がありました。そんな中で、拉致した事を北朝鮮が認め、生存者を発表した事は、僅かながらの希望ですが、すでに死亡した人々、どの様にして死亡したのか、北朝鮮の発表を全く信じていない拉致家族の悲しみと怒りがTVで報道されていました。


 最初の一週間は米沢の興譲教会でカウンセリングの学びをしながら、第一、第二礼拝での賛美のご用、日曜夜の伝道集会と祈祷会でのメッセージのご用をさせていただきました。大教会!! しかも名だたる先生方の名説教をされた講壇で、駆出し牧師のメッセージはさぞかし、「サマ」にならなかったと思われるが、主はこのような者をあの場所で厳しい訓練の時を与えて下さったのだと理解し、感謝。会衆の方々は、田中先生の訓戒が行き届き、受容の精神旺盛な方ばかりで、この者を心から受け入れて下さった大きな愛の故に私は充分に養われました。カウンセリングの学びは、金藤晃一先生について3回に亘り5時間みっちりと「精神分析」を学ばせていただいた。いずれ近いうちに皆さんにシェア-出来ると思います。


 9月22日埼玉にある坂戸教会(村上宣道牧師)でのご奉仕も恐れ多いものでありました。中野雄一朗先生が開拓された教会で、ホーリネス教会の中では一番大きいのではないでしょうか。緊張しました。やはり第一、第二の礼拝があり大勢の会衆の前で2度のご奉仕は(それぞれ40分づつ)、さすがに体力も精力も消耗、疲労困憊。しかし心は充実感でさわやか。その夜はあの超忙し、超有名な佐藤綾子女史(パーフォーマンス学、心理学博士、実践女子大教授)と栗田ご夫妻(防衛大病院外科医)と食事を共にする。


 翌日の月曜(9月23日)、クリスチャン新聞、PBA放送局訪問。榊原寛先生、村上宣道先生、羽鳥明先生などにお会いする。羽鳥先生はとても元気で、安心しました。24日に伊丹に移動、親戚で癌を病んでいる人の家族を訪問する。


 また、西宮一麦教会の下條末紀子先生を兵庫医大に見舞いに行きました。腎臓が相当ひどくやられていて、末期の状態だったそうですが、手術もなされず、奇跡的な回復をされ、10月半ばには退院にまでこぎつけられたのは、まさに主の憐れみ以外にないと、述懐しておられました。 ハレルヤ感謝!!


 25日夜、西宮福音教会(白田百合子師)はヤング望さんの母教会。祈祷会で賛美と証しの奉仕をさせていただきました。大きくて立派な会堂でした。その夜は新大阪駅近くのホテルに投宿。翌日一番の新幹線のぞみ号6時10分発で東京へ向い、10時30分からの武蔵野福音自由教会(小川国光師)の婦人会において奉仕させていただきました。充分な睡眠が取れないのは、賛美をするのに少々こたえます。賛美をする者にとって、睡眠と食事の時間を特に気をつけねばならない事を学ばされました。


 翌27日は、クリスチャン・ビジネスマンのリトリートが軽井沢の「恵みシャレー」であり、前原利夫先生と会い、懐かしい君塚さん(LA教会で救われた人)にお会いし、また多くの方とのリユニオンに喜びを分かち合う。夜、前原師講演の前に賛美、講演会後、コーヒーショップで突然でしたが賛美大会を催す。参加者全員の賛美で盛り上がる。金奉任氏(むらさきスポーツ会長)、三谷康人・君子牧師夫妻、多胡会長(いのちのことば社会長)、坂本恵一郎氏達も多いに歌う。翌日も金会長の講演の前に賛美させていただき、すぐに東京に戻る。午後2時半から新国立劇場で遠藤久美子女史主演の「ねじの回転」のオペラを鑑賞する。夏に来られた時も素晴らしかったが、やはり舞台に立つと花がある。ご主人の稲垣俊也さんとも再会。


 29日は横浜の井土ヶ谷にあるホーリネス教会(工藤良一師)にて礼拝でのご用をさせていただく。家族的な良い教会でした。先生も丁度その金曜にアメリカからお帰りになったばかりでした。久芳美恵子さん(学生時代USCでマスター勉強中に救われ、今は東京女子体育大学の教授)がわざわざ来てくださり、礼拝を共にして下さいましたことは感謝。


 30日は5月の時も2度行かせて頂いたJTJ神学校内ジャパン・ミュージック・スクールで3時間授業(45分を3回)を受け持つ。講義の内容は“北米ホーリネス教団史。”稲垣俊也氏が聴講に来て下さったので、賛美を依頼。あまりの素晴らしさに全生徒の集中が彼に注がれ、私の授業はかすんでしまった。でも感謝な授業でした。いつもながらの気さくなお人柄で、生徒たちにも大変な人気。この学校の副学長、佐々木ヨシュア氏とはイタリア時代からのお知り合い。授業が大いに盛り上がった。


 10月1日戦後最大の台風21号が関東地方に上陸。雨も嵐もなんのその、右近サンの運転で嵐の中を1時間半ほど突っ走り、戸部豊先生宅での家庭集会は大変に恵まれました。右近サンの証しが30分、私の話しが30分。そして残り1時間は質問の時、すべての質問は右近さんへと集中。私の話しが又もやかすんでしまった。ウッ!  すべての事に感謝。帰り道、嘘の様に嵐は止み、満点の星空のもと、楽しく右近サンと恵みを語り合いながら家路へと。

 10月2日、朝から始めて疲れを覚えるが、佐藤陽二先生を訪問。お元気な姿に安心。1時間の講義を受ける。疲れがいよいよ最高潮。午睡を3時間ほどし、夜の集会に備える。その夜の祈祷会はやはり武蔵野福音自由教会。なんと祈祷会は、まるで青年会。参加者の9割が青年達とは驚き(30人ほど)。こんな教会見たことない。羨ましい限りでもある。


 3日は久しぶりの一日休養日。 右近さんと真鶴の海岸へ行き、お土産屋の店先で干し魚を焼いてもらって、コンビニでご飯を買い、焼き焼きを食べる。何とも美味ではあった。こんな贅沢はない。何しろ片道2時間半かけ(往復5時間)、滞在はわずか1時間。食費は電車賃の半分以下。これが贅沢と言わずに何と言おう。自然の海を眺めながら、新鮮な干し魚。しかもレストランで食べたのではない、店先の道路脇である。レストランで食べると5倍は取られます。


 4日の金曜は右近サン宅の家庭集会。あの狭い所に22名がぎっしり。橋本陽子さん(シャンソン歌手)の賛美と私のメッセージ、美味しいカレーライス。田丸君のお母さんが作って下さったプロの味。あの長年引きこもっていた田丸君も肥高君も一緒に食べた。何と彼らは働いてもいるのだ!!これは驚きといわずにナンだろうか。彼らは癒された!?凄いことが起こったのだ。右近サンを見直した。


 5日土曜日、ミクタムレコード25周年記念礼拝(JTJ神学校にて)に招待される。プロの歌手であった(現在は牧師)小坂忠先生と奥様の高叡華さん、25年間の努力の結晶。スピーカーは村上宣道先生。ゲストの榊原寛先生、森本春子先生、久米小百合さん達にお会いする。ビジネスで日本に来られていた田口智彦兄(サウスベイ教会員)にも会いました。


 最後の奉仕は、川井俊幸先生の与野キリスト教会(10月6日)。朝にメッセージ、午後にミニコンサート。声を限りに歌い尽くす。帰り道に、伝道師小林先生の教会にお邪魔する。夜は中村さん宅(朝顔教会会員)に夕食に招待される。


 東京滞在中は右近家にご厄介になり、丁度日本に来ておられ、やはり右近家に投宿しておられたタイの宣教師森本憲夫先生と良き交わりの時を持たせていただいた。また、毎朝右近氏と森本先生と3人で朝顔教会の早天祈祷会に出席し、後藤敏男先生達とともに祈れたことは幸いでした。サウスベイの教会の事(井上姉と吉村姉のこと、会堂の事など)、私の奉仕・健康の事、家内の健康についても共に祈ってくださった。


 61才からフルタイムの牧師として召してくださった主は、この3年と2ヶ月という短期間のうちに、何と沢山の経験をさせて下さったことか。感謝と感激が渦巻くような興奮を覚える。しかも、来年は5月12日から3週間と、10月20日からの3週間の予定もすでに入っている。健康が支えられる様に、霊性がもっともっと高められる様に祈りと学びとに精力を注いで行かねばと、心引き締まる思いです。

 背後の祈りがますます必要になってきています。どうかお祈り下さい。