俳句エッセイ マーラー交響曲1番
イギリスのフィルハーモニアオーケストラがマーラーの交響曲一番を演奏するのを聴きに、ウォルトディズニーコンサートホールに行った。21世紀はじめに完成したばかりの、銀色に輝く建物だ。コンサート前の講義によると、今夜のオーケストラ編成は:
フルート4、オーボエ4、クラリネット4、
バスーン3、ホルン7、
トランペット4、トロンボーン4、チュ−バ1、
ハープ1、
パーカッション、ティンパニィ2
弦楽器はバイオリンとチェロ、ビオラ以外にコントラバスが8台というので、期待で胸がわくわくしてきた。
オーケストラステージはすり鉢状の底の部分にあって、四方八方からよく見えるようになっている。オーケストラ席、左右のロッジ席はもちろん、階段状に設けてある後方席(ここからは指揮者の顔やティンパニィ奏者の頭が見えるだろう)までもが、満席になっている。
第一楽章は、自然を讃えるようにA,D音による主題からはじまった。二楽章以下、“ダンス一>葬列―>天上へ“と流れてゆき、主題が繰り返し聞こえる。2 台のティンパニィは叩きっぱなしだ。しかし、二人揃って叩くということは、ない。大たいこやトライアングルも、無駄なく効果的にはいってくる。コントラバ スが象のようにずっしりずらりと並び、フレンチホルンはキラキラと輝く。指揮者の銀髪が揺れつづけて、絢爛豪華な音の嵐となった。
ティンパニィ遠く近くに日雷
馬齢
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