さあ、みんなで考えよう! 〜飢餓・貧困・環境破壊〜

 




■「Missionaries of Charity安藤秀世

マザー・テレサがインド(カルカッタ)の人々に仕えるために建てた3つの施設を訪問。

1)「死を待つ人の家」

最も劣悪な環境にある施設で,路上で犬畜生のように扱われて来た行き倒れの人々を収容し、マザー・テレサが生涯をかけて人に仕え,神に仕えたところ。100人位の人達が収容されていた 。男女別の大部屋があり、真中に広い浴場のようなところがあって,そこでイエス様の体を洗う様に洗い拭いてあげる 。

せめて死ぬ時には暖かい毛布に包んで上げ,腕に抱いてあげる 。自分で食事も出来ない程弱っている人には,食べさせてあげる 。 

イエス様の御臨在に溢れ,尊厳と厳粛さが満ち満ちている所だ 。

2)マザー・テレサの墓と訓練所(Training Center)

マザー・テレサのお墓が部屋の真中に安置されてある 。人々が来て祈り黙想している 。周りの壁には彼女の生前の働きと彼女の残した言葉(語録)が掛かってある 。 シスターや奉仕者の訓練所でもある 。   <彼女の残したいくつかの言葉 ・ ・ ・>

* I do nothing, He does it all.

* Death is nothing, but going home to God.

*あなたはこの世に望まれて生まれてきた大切な人。

あなたが何であり,どこの国の人であろうと,金持ちであろうと,貧乏であろうと,それは問題ではありません 。あなたは同じ神様がお造りになった同じ神様の子供です 。

*Poverty is joy, poverty is love.

(ここまで言い切れるものなのか 。 ここまで徹底して仕えられるのか 。 戦慄さえ覚える)

3)捨てられた赤ん坊,身体障害者、精神病者の施設

栄養失調で息も絶え絶えの赤ん坊,親に捨てられ、又は生んでも自分では育てられない幼子が収容されている 。

隣の病棟には身体障害者の何故か女性ばかりが収容されている 。 また違う棟では100人位の女性精神病患者が庭にたむろしており,大勢の働き人が甲斐甲斐しくお世話している 。 異様な雰囲気に圧倒される 。 

(感想):自分の力のなさ、何も出来ない無力さをまざまざと見せ付けられる 。

神は言われる「お前がするのではない,私がするのだ」と。

自分が何か出来ると言うのは傲慢でさえある世界だ。

これは主の業で、私は只お従いするのみ 。

(日本飢餓対策機構提供のツアーとその働きに感謝)

日本国際飢餓対策機構ホームページ:http://www.fhi.net/jifh/

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Updated 5/5/04

本欄に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容はアメリカ合衆国及び日本国の著作権法並びに国際条約により保護されています。

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■「世界の飢餓状況と食料事情」

今、世界では、すべての人々が生きていけるだけの食べ物が生産されています。にもかかわらず、アフリカやアジアや中南米に住む子どもの3人に1人は「飢餓」のために苦しんでいるのです。

「飢餓」は食べ物が全然なくて起こる場合と、食べ物はあってもいろいろな種類のものを食べる事ができなくて起こる場合があります。どちらも体が弱ってきて疲れやすくなったり、病気にかかりやすくなったりします。病気に打ち勝つ力がなくなって下痢や風邪で死んでしまう子どもも多いのです。

私達が新聞やテレビで見る「おなかが出てガリガリにやせた子ども」はもともと栄養が足りない地域で干ばつや洪水があったり、戦争が起こったりして、食べ物がまったくなくなってしまったときに見られるものです。このような人たちは、「飢餓」とよばれる人たちのうち10分の1くらいです。私たちのように食べるものがいつでも十分手に入るのは、世界の4分の1の人だけといわれています。

先ほどもあったように、実際は、穀物だけでも、世界中の人が生きていくのに必要な量の倍近く生産されています。それでも食べ物のない人がいるのはなぜでしょうか?ひとつの原因は、一部の人が必要以上に食べ過ぎているからです。

たとえば1人当たりの食料供給量を比較すると、人間が1日に必要なカロリーは2200kcalなのに対して、日本は平均2782kcal(+26%)です。一方、エチオピアは平均1803kcal(?18%)、ケニヤは平均1886kcal(?14%)という大きな差のある調査結果(1999年)が出ています。

また、直接的な食べ過ぎ以外にも原因があります。日本の私たちの場合は、60年前(第2次世界大戦前)にくらべると肉類は13.5倍、卵は8.2倍食べるようになってきました。そのために家畜用にたくさんのえさが必要です。またやわらかくておいしい肉にするために、穀物をたくさん食べさせて育てています。

そのえさ用のトウモロコシや大豆は、98%が外国から輸入されているのです。そして世界の穀物の11%を日本(世界の人口の2%)が輸入しています。これは世界最大の量です。私たちが食べる肉の量が増えた分だけ、間接的にえさとして使う穀物の量も増えています。世界には飢餓に苦しむ人たちが8億人います。その人たちは、1日にあと150gの穀物があれば助かると言われているのです。世界で飢える人たちのことを考えると、これでいいのでしょうか?

参考文献・資料

日本国際飢餓対策機構(編)
「マンガで学ぶ開発教育 世界と地球の困った現実 飢餓・貧困・環境破壊」
発行:明石書店参考文献・資料

日本国際飢餓対策機構ホームページ:http://www.fhi.net/jifh/

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Updated 5/5/04

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