「高ぶりはただ争いを生じさせる。勧告を聞く者は知恵がある。」箴言13章20節
高校2年の時だ。夏の暑い最中にラグビーの合宿をした。先輩が青竹を持って、もっと走れ! もっと走れ! とビシビシしごく。弱音を吐こうものなら、容赦なく青竹の洗礼を浴びる。それでも文句一つ言わずに走り続ける。真っ直ぐに走るだけではない、ジグザグに走る練習、大の男一人を肩車して屈伸運動、カエルとび、そして最後にはぶっ倒れるまでやらされる。しかもご丁寧に練習が終わると、先輩の前に整列して、「ありがとうございました」と言わされる。正に言わされる世界。感謝の気持ちなど微塵も無いのに。
今あらゆる分野で、「コーチング」と言うのが大流行だし、研修され、実践されている。先日日本に行って本屋をのぞくと、コーチングに関する本が沢山出ていた。それぞれの分野でその目的は違うが、基本は大体同じである。要するに個人の能力を引き出し、いかに生産性をあげるか。個人の賜物の違いによって、すなわち、相手に合わせたやり方(コーチング)により、より効率的に積極的に目標を達成するか。やる気と同時に、その過程において喜びを引き出そうと言うのだ。
例えば人間をざっと大きく4つのタイプに分けてみる。支配型、発想型、理論方、気配り型の4つだ。人間それぞれのタイプがあるから、何でもかんでも一つの型に収める事は出来ない時代に今はなってきているから、相手のタイプを無視したやり方をして行くと、上手く行くことも失敗する。いかに相手のタイプを知り、それを生かすかが、成功の大きな鍵だ。
あるアメリカン・フットボールの有名なコーチは、選手を奮い立たせる単純明快な哲学があった。1)上手くいかなかったら、自分のせいだと思え(他人のせいにするな)、2)うまくいったら、みんなのお陰と思え(感謝せよ)。3)大成功を収めたら、人のお陰と思え(謙遜になれ)。
これら単純明快な指導の3原則は誰でも利用できそうだ。単純そのものだが効果は抜群。
聖書に「何事でも自己中心や虚栄心からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。」とある。
青竹式では人は動かない時代になっている。人を認め、人の価値を生かし、やる気を起こさせる事によって、人間自然と感謝と喜びが沸いてくる。一歩下がって、謙遜な気持ちになって「コーチング」して行く時、全ての人は生かされるのだ。これを教えて下さったのが、イエス・キリストであることをご存知であろうか。聖書にはその秘密が隠されている。
聖書を読んでみよう。聖書を読むと色々な世界が分かる。何よりもあなた自身の事を!!
安藤秀世(サウスベイ・ジャパニーズ・クリスチャン・フェローシップ牧師)
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