第5回 日本“賛美と証し”伝道旅行記(4)

佐賀にて

安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ牧師)


● 佐賀にて・・・

 大雨の中、朝の8時に鹿児島港に船は到着。鹿児島中央駅にて黒豚のカツ丼を食べ、ホッと一息着く間もなく、一路新幹線にて佐賀へ。何処もかしこも初めての土地なので、途中居眠りする事すら出来ず、ましてや10時間半船の揺れに悩まされ続けた為、ヨレヨレの状態でやっと佐賀に着いた。佐賀駅には懐かしの右近勝吉兄と佐賀バプテスト教会牧師水田三郎牧師が出迎えて下さり、途端に気が緩んでしまった。

 昼食を共に食べながら、落ち着きを取り戻し、昼からは教会で充分休ませて頂いた。

 考えてみれば、なんと予定が見事に組まれた事か驚いた。最初の予定では、朝10時の飛行機で奄美大島を出て、鹿児島空港に行き、そこから鹿児島中央駅(距離がある)までバスで行き、佐賀に着くと殆ど夕方になってしまう。ところが台風のお陰で、予定外の船旅で時間がうんとセーブ出来た。時間のセーブと言えば、飛行機のほうが随分と早いのだが、ゆっくりと亀のようなスピードで返って早く目的地に着く事が出来た。そのお陰でアメリカから佐賀教会にまで掛かってきた電話に出る事が出来た。牧師やスタッフの方とお交わりする時間が充分あった、機材のセット、音合せの時間に余裕を持つ事が出来た。

 神のご配慮の素晴らしさに感嘆せずにはおれない。

 夜の集会は7時からで水田先生の司会で始まる。立派なパイプオルガンのある教会だ(300人は入る立派な会堂)。

 右近さんの証しに続き、賛美と証しメッセージを40分。50数名の方が集まって下さり、熱心に聞いてくださった。昼から充分な休息が与えられたので、いつものように緊張したが身体は楽であった。

 夜は右近さんの幼馴染が経営していると言う幼稚園(嘉瀬幼稚園)で宿泊する。幼稚園に隣接している2階建ての普通の家(下は幼稚園の教室)、バス・トイレ、キッチンつき。

 なが〜い一日を感謝して眠りにつく。

● 幼稚園児の前で

 いきなり、「今日は5月のお誕生日会があるので、なにか話して下さらない? 歌っても下さるとみんな喜びますよ」幼稚園の園長先生(クリスチャン)に頼まれた。

 園児が250人も! それは壮観でしたね。 「しずかに〜!!」と声を嗄らして怒鳴っても、おさまるものではない。

こんな場合どうするの。ボクはいつも日曜礼拝では思慮分別ある大人に向かって、メッセージをしているのです。子供相手にした事がないのです。断るわけに行かないじゃないですか、一宿一飯の恩義と、昼には先生たちのカレーもいただいたのだから。

 歌を歌いましたよ。

 子供達も歌える歌で、教えながら、英語の歌を。

「♪ ハレル、ハレル、ハレル、ハレルヤ、プレイズ・イー・ザ・ロード ?」 

 これなら簡単だし、奄美大島の日曜学校でもやったので、上手く出来た。

 子供達も一緒に歌ってくれた。振り付けをしながら。

 子供は天真爛漫で良いナー。こんな子供のうちから、チャンとした宗教教育をしたら、良い大人になってくれるかもしれない。

いのちの大切さ、人を愛すること、神様がおられること・・・ニッポンの希望はここにあるな。良い経験をさせていただいて感謝。



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