第5回 日本“賛美と証し”伝道旅行記(2)

奄美大島へ

安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ牧師)



英国人捕虜の墓 写真(1)

コバルトブルーの澄み切った海


奄美大島へ

 伊丹空港より奄美大島へ。空港に降り立つとムッとする暑さはハワイ並。ここは海に浮かぶ鹿児島県、随分と遠い所へ昔の人は冒険したものだ。

 島津藩の圧制に島民は随分と苦しんだとか。一体どうやってここを島津藩下に置いたのか、その歴史は知らないが、7万人の人口、人口より多いハブ(猛毒を持った蛇)がいる事で有名。ハブにかまれ片足を亡くした人が、信仰を持ち、一念発起、義足を自分で考案して、今は大きな工場(横浜に)まで持っておられる人に会う。

 奄美大島のタクシー運転手はみんな車にかごを積んでおり、ハブを見つけると客を放っておいてでも、ハブを捕まえる。これを売ると一匹4500円になるからだ。月にハブ捕獲だけで10万円を稼ぐオバちゃんがいるとか。ハブは光を見るとどうしてか、立ち止まる習性があり、夜など車を飛ばしていると、道の真ん中でハブが立ち止まる。そこを捕まえる。タクシー業より良い仕事になるとか。



渡辺先生と教会員

 亜熱帯地方特有の花や木々、果物などが一杯。雨の多い性で山々の緑がなんともみずみずしく美しい。野生のソテツ原生林(戦時中はソテツの粥を食った)、マングローブの群生地帯。一番美しかったのはコバルト・ブルーの海の色。鮮やかさではさすがのハワイも顔負け。

 砂糖きびが多く、黒砂糖が有名でもある。穏やかな島民の顔は、東京など大都市にいる人とは一味違う、と言っていたのも一昔前の事らしい。今は家にはすべて鍵を掛けなければならない程用心も悪くなった。

 教会の信者さんで、10分位家の前に車を止め、戻ってみると、ガラス窓が割られ、中に置いてあったカバンが盗られていた。それでもやはり都会の人より穏やかで、人は良いように見えた。カトリック教会が30以上あるのには驚き。それも馬鹿デカイ、島にはどう見ても不釣合いな大きさだ!!

 日本ホーリネス教団大島教会(渡辺興吉・聡子先生)で日曜礼拝と夜の伝道集会(お隣の日基の教会と合同)で奉仕。大勢の方がきてくださり、感謝な恵みの集会でした。

大島紬で歓迎、若いお母さん達(日曜学校クラスで
 教会員のオープンでフレンドリーなこと。素朴で真っ直ぐな信仰を持ち続け、ありのままを生きておられる方が多い。大島紬を着て歓迎して下さったのには感激!!

 渡辺先生は当地に赴任されて2年。良き牧会をしておられる。教会員が良く家に訪ねて来られる。

 教会で交わりに使うキッチンも先生の家庭の食卓も同じキッチン。 プライバシーがない。先生方の寝室も教会の2階だ。今回お訪ねした殆どの教会の牧師館は教会、或いはその敷地内。

 日本の教会と牧師家庭の厳しさを垣間見る。私も教会の一部屋に寝泊りさせていただいたが、普段は日曜学校に使う部屋を今回は独占してしまった。子供たちには気の毒な事をした。

 大島滞在中は雨が多かった。もの凄い音を立てて雨が降ってくるので、最初は嵐かと思ったら、屋根がトタンだった。



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